明るい日差しの中で、または夜の月明かりの中で、カーテンは窓辺を彩る大切なインテリアです。
また、カーテンはサイズや場所的にも目を惹きやすく、部屋の印象を左右する存在でもあります。
カーテンを決める際には、どの点に注目していますでしょうか。
機能性ですか?それともデザインでしょうか?
カーテンの持つ機能やデザインも大切ですが、最も注目してほしいのは「色合い」になります。
色には、私たちをほっと落ち着かせてくれたり、元気をくれたりと心を豊かにしてくれる力があります。
部屋の中でも大きな面積を占めるカーテンは、毎日目にするものでもあるので、選ぶ色合いによって私たちの生活をより豊かにすることができるのです。
【カーテンの色で心を豊かに】
《色の与える力》
→ 赤色(赤、臙脂、朱色、ローズなど)
赤の色合いは、情熱や興奮、活力などの強いエネルギーを感じる色です。
元気が欲しい時はもちろん、意欲的になりたい時などにぴったりの色で、リビングやダイニングに使用すると食欲を促したり、会話を弾ませてくれます。
→ ピンク(桃色、桜色、パステルピンクなど)
ピンクは、気持ちを優しくさせ、幸せを感じさせてくれる色です。
心を若返らせてくれる色ともいわれていて、女性にとって欠かせない色でもあります。
ピンクのエネルギーは、男女問わず穏やかにしてくれるため、気持ちに余裕を持ちたい時におすすめです。
→ 橙色(橙、オレンジ、ベージュなど)
橙色は、太陽のように暖かくて元気をくれる色です。
不安や抑圧された気持ちを、穏やかにしてくれるエネルギーがあり、赤と同様食欲を促してくれます。
そのため、リビングや子供部屋にもおすすめの色になります。
→ 緑色(緑、黄緑、青緑、深緑など)
緑の色は、暖色と寒色の丁度中間の中間色です。
そのため、最も刺激が少ない色であり、草木などの自然をイメージすることから安心感や安らぎを与えてくれます。
心を穏やかにしたい書斎や、寝室にぴったりの色です。
→ 青色(青、水色、紺色、群青など)
青色は、寒色の代表的な色であり、強い沈静のエネルギーがあります。
感情を抑えて心を落ち着かせてくれる色であり、清涼感も感じさせてくれますが、青一色では寂しい印象になってしまうので、インテリアに暖色を上手く組み合わせてみてください。
また、集中を促してくれる色でもあるため、書斎や勉強部屋などの空間におすすめです。
→ 紫色(紫、赤紫、藤色、牡丹色など)
緑と同じ中間色ではありますが、合わせやすい色が少ないという個性的な色でもあります。
昔から高貴な色として使われてきたことから、エレガントなイメージがあり、また神秘的な印象もある色として人気があります。
非日常を感じさせる部屋にしたい時におすすめです。
オーダーカーテンをお考えでしたら、使用する場所や配置、インテリアの雰囲気、どんな印象の部屋にしたいのかを、是非色を含めて考えてみてください。